BMI(Body Mass Index)とは、体重と身長に基づいて太り具合を指数化した世界共通の値です。
BMI=体重(kg)÷ { 身長(m)× 身長(m)} から求められ、日本肥満学会による判定基準では、統計上、最も病気になりにくいBMI22を標準としました。
これは統計上BMI22の人が、高血圧や高脂血症、糖尿病などに一番なりにくいことが分かっているためです。
BMI18.5未満である場合を低体重、 BMI25以上は肥満と判定されます。肥満であっても高血圧や高脂血症、糖尿病が無い場合は病気ではありませんが、そうした病気にかかる可能性が高いとされています。
しかし、体型には個人差があり、身長と体重の関係で導き出される数値には体脂肪率が考慮されておらず限界があります。
隠れ肥満のような場合、BMIでは肥満ではなくてもメタボリックシンドロームとなることがあり、糖尿病などになりやすくなるので注意が必要です。