糖尿病にならない為には、バランスの良い食事、適度な運動、ストレスの解消などを行っていれば防ぐ事が出来ます。
また、自分が糖尿病予備軍であるかどうかを知ることも大事です。体重が重い人ほど糖尿病にかかりやすいのです。

平成14年に行われた「糖尿病実態調査」でも、今までに一番重かったときの体重が重い人ほど、糖尿病にかかりやすいことがわかっています。それは血糖値が高いと言うことを示しているからです。体重が増える=血糖値が高いと言うことです。肥満かどうかを区別するのに、健康診断などではBMIという指標を用いています。
BMIが18.5から25までの人が普通とされています。それより大きな数字であれば肥満ということになります。

肥満の人はまず体重を5％減らすことを目標として、食事量を減らし、脂肪や甘い物の取りすぎを制限しましょう。
また慢性的な運動不足も糖尿病の原因に関わってきますので、一日30分程度のウォーキングなどの運動も効果があります。

特に、家族に糖尿病の人がいる場合、肥満がある場合、高血圧、脂質異常症など心臓血管病になる危険因子がある場合は、さっそく予防にとりかかりましょう。