肥満度を判定するBMIとは

ダイエットをするときに、肥満度をチェックすると思いますが、よく使われる計算方法はBMIです。
BMIとは、ボディマス・インデックスと呼ばれる体重(体格)指数のことであり、 肥満だと判定される数値は各国によって異なりますが、この計算方法は世界共通のものです。

計算方法は 体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) であり、標準はこの数値が22となっています。

計算方法は簡単なので、小中学校でも自分の標準が判断できると思います。

このBMIの数値によって肥満度が分かりますが成人の場合、日本肥満学界では、 まず18.5未満が痩せすぎであり、標準が22、そして25以上が肥満ということになっています。

この数値が22に近いほど統計的に病気にかかりにくく健康であり、逆にこの数値から離れるほど病気になりやすいとされています。
またBMIとは、身長と体重のみで計算されるため、隠れ肥満と判断できない場合もあります。
体重といっても、それは脂肪の重さなのか、骨の重さなのか、もしくは筋肉の重さなのかといった点が考慮されてないといった理由によります。

数値や外見的には問題なくても、当然脂肪の割合が多ければ多いほど隠れ肥満の可能性があるといったこともあります。
簡単に測定できる反面、こういった問題は残っています。

そのためより正確に肥満度をチェックしたい場合は、BMIだけではなく体脂肪率も測定する必要があります。
BMIとはあくまで目安ですが、普段の生活の改善や健康・ダイエットのために利用するのも悪くないでしょう。

◆メタボリックメジャー◆