肥満は糖尿病を引き起こす

糖尿病というと、読んで字のごとく、肥満などの糖質を過剰に取りすぎる生活習慣の結果、引き起こされる病気というイメージがあります。

もちろん肥満以外にも、遺伝的な理由や、ストレスや不規則な生活など、様々な理由が複合的に重なって、病気を誘発するのでしょうが、やはり、食べ過ぎは過剰な糖分を吸収し、臓器への負担も大きくなるので、気をつけたいものです。

年齢を重ねるにしたがって、新陳代謝が落ち、皮下脂肪や内臓脂肪が増えやすくなります。
この脂肪細胞からは、インスリンの働きを悪くする物質がたくさん出るそうで、特に内臓脂肪の方が、この有害物質をより多く分泌するそうです。

筋肉量が減って、同じ量を食べていても、脂肪として蓄えられる比率が多くなる中年期以降は、意識して食事管理や、適度な運動を心がけたいものです。
食事の最初に、生野菜を取ると血糖値の急な上昇を抑えることが出来るので、糖尿病予防に効果があると言われています。

今は、血糖値を抑える効果があるお茶などが、ペットボトルで販売されていて、手軽に食事に取り入れることが出来るので、大変便利です。

先日、知り合いが、下腹部にむず痒さを感じて、それが皮膚ではなく、お腹の内側がむずむずするという奇妙な感覚だったらしく、インターネットで検索してみると、糖尿病の症状のひとつにあげられていたそうです。
40を越えて肥満気味で、大食漢であったその人も、それからは食事の際、特に炭水化物を取りすぎないよう、腹八分目を心がけているようです。