糖尿病の危険な自覚症状

①尿の量と回数が増える

昼夜問わず、尿の量と回数が増えます。尿中のブドウ糖濃度が増したことで、浸透圧の作用で体内の水分が尿として排出されやすくなるためです。

②尿の臭いが甘ったるい

糖を多く含む尿から甘ったるい臭いがして、色は淡いのが特徴。尿の泡立ちが増える事もあります。

③異常にのどが渇く

尿量が増えて脱水症状になることにともなって、必然的にのどの渇きが強くなります。
飲んでも渇きが止まらない状態にまでなり、一日の水分摂取量は健康な人の五倍にもなると言われています。

④食欲が旺盛になる

高血糖とはすなわち、体内でブドウ糖がエネルギーとして活用されていない状態です。
その為、脳が足りないエネルギーを補わなくてはと判断して、食欲が旺盛になるのです。
特にこれまでさほど好きでもなかったのに甘いものが無性に食べたいと感じるようになったら要注意です。

⑥体重が急激に減少する

食事の量が増えてもエネルギーとして活用されず、ブドウ糖が尿中に排出されることもあって、体が慢性的なエネルギー不足となって 痩せていきます。ブドウ糖のかわりに、脂肪がエネルギーとして燃焼するようになることも、体重の減少に拍車をかけます。

⑥少し動くだけで体がだるい

やはり慢性なエネルギー不足となっているために、ちょっと体を動かすだけでもぐったりと疲れてしまったり、身の置きどころのない倦怠感に襲われる こともあります。