オリゴ糖が糖尿病の原因になる?

糖尿病の原因が、食物から摂取される糖分や高脂肪分が原因で起こる病気でもあり、糖尿病患者の人は高脂肪分や砂糖の摂り過ぎには気を付けるべきであると言われています。
そのため、健康にも良いとされているオリゴ糖の飲料やヨーグルト等が売られていますが、その名前からしても糖が付いており、その摂取自体も気を付けた方が良いのか疑問が生じるものです。

多くの人にとって、糖尿病は糖が悪さをする病気と考えて、オリゴ糖も糖が付くので例外ではないといった誤った認識があるのです。
これについては、オリゴ糖自体が人間の血液に含まれている血糖値自体を上げることは無いので、別段糖尿病の人が摂取するのに気を付けなければいけない糖分ではないそうです。

勿論、砂糖に含まれているショ糖や乳糖は、血液の中の血糖値を上昇させますので摂取を注意すべきです。
逆にオリゴ糖は、お腹の中のビフィスズ菌を増やしてくれる栄養素でもあるので、糖尿病患者でも摂取を勧めたい程、優れた栄養素でもあるのです。

最近は、砂糖が一切入っていないオリゴ糖だけを主体としたヨーグルトや飲料が販売されていますが、それは糖尿病の患者にも最適な食物です。
なおオリゴ糖には消化されにくいという性質があり、そのことから血糖値が上昇しないのです。

しかも、それ以外に水分を吸収する働きがあり、食事の前にそれを摂取すると御飯の水分を吸収するので、ゆっくりと消化されて腸内に向かうため、血糖値の上昇自体を抑えることが出来るのだそうです。