その体重減少・・・糖尿病かも!?

糖尿病の初期症状の一つとして、食欲が増すことがあげられます。

特に甘いものを好むようになります。
そのため多くの人が、一時は体重が増加します。

しかし病気が進行すると、体重減少が引き起こされます。

食欲は旺盛なのに急激に痩せていく……。
そんな症状があれば、糖尿病を疑ってみましょう。

糖尿病が原因で体重減少が引き起こされるのは、私たちの身体細胞の脱水症状のせいです。
健康体であれば、適切な水分補給により脱水症状が改善され体重はもとに戻ります。
しかし糖尿病の場合、いくら水分を吸収しても尿としてどんどん排出されてしまします。
体内の多量の糖を吸収しきれなくなった腎臓が、尿と一緒に糖を体から排出しようとするためです。

また糖尿病になると、インスリンの分泌が抑制されてしまい血糖コントロールがうまくいかなくなります。
すると私たちの身体は、糖をエネルギーにできなくなります。
糖をエネルギーに変えをられなくなると、代わりに身体の脂肪や筋肉をエネルギーとして消費するようになります。
脂肪や筋肉がエネルギーとして消費されるので、どんどん体重は落ちていきます。

特徴としては、標準体重を下回っても減少し続けることがあげられます。
急激な体重の減少があったら、すぐに医療機関で検査を受けることが重要です。

早期に糖尿病を発見し、適切な治療を少しでも早く開始することで、病気の悪化を食い止めることができます。
自分の身体のためにも、日頃から自分の体重変化に気を配りましょう。