ふいに足に力を入れたときなどに、足がつったことがあるという人は少なくないのではないでしょうか。
身近におこる現象で命に直接関わるわけではないので、あまり気にしていない場合もあるかもしれませんが足がつる原因を知っておくことも大事でしょう。
たとえば(遺伝的な)代謝産物の異常、水分バランスの異常、血漿電解質濃度の異常、寒冷・温熱の過酷な環境条件、神経系の反射異常などが考えられます。
そして特になにもしていないのに頻繁に足がつるようであれば糖尿病などの可能性が考えられます。
糖尿病で足がつる原因は末梢循環不全によるものです。
簡単にいうと小さい血管の障害が起こることが原因です。血管は大きい血管と小さい血管に分けることができますが、小さい血管に障害が出るのが糖尿病の特徴といえます。
手先や足先の血管がスムーズに機能しないためにつったり、冷えるなどの症状が起きます。
さらに進行すると潰瘍などができて切断しなくてはならないほど深刻な状態に陥ることもあります。
普段の生活の中で頻繁に足がつる人は一度病院での受診をおすすめします。そこで糖尿病だと判明したときは当然投薬などの対処が必要となります。
糖尿病は血行不良の病気といえますので、糖尿病予備軍の人たちは血行をよくすることを生活の中で心がけましょう。
ビタミンやカルシウム、カリウムなどミネラルを食事に意識して取り入れることや、血行をよくするマッサージなどしてみるなどがよいでしょう。