糖尿病に効果的な毛管運動

 

毛管運動というのは左図のように手足を同時に上げてブルブル振るわせる運動です。

具体的には仰向けになり、首すじ(ぼんのくぼ)に硬めの枕をあて、両手、両足をまっすぐ上にあげます。
手の指は少し離して伸ばし、足先は手前に曲げ、上になった足の裏が平行になるようにします。
この状態で、手と足を同時に震えるように微振動させます。

1回に1~2分間を、朝夕2回行います。
就寝前、起き抜けに行ってもかまいません。

人間の毛細血管は7割方手足の筋肉にありますから、それを活用して血液循環を促進すると、内臓など他の臓器にも血液の流れが活発になっていくのです。
そのとき、生野菜を充分に食べた浄化された血液が流れると、これはグローミュー再生 の大変な手助けになります。

糖尿病の合併症に、手足の血液循環が悪くなり、ついには指先が腐って切断することもある「壊疽(えそ)」という合併症がありますが、そういうものも治ってきます。

壊疽は医学的には閉塞性動脈硬化症といいます。
合併症でかなり症状もひどく、ほかの総合病院で両足切断と言われた方が1ヶ月半から2ヶ月で治ったという例もあります。