食事療法

食事療法 マンガで解説

糖尿病における食事療法とは、カロリーを抑えることは必要ですが、ただ食事の量を減らしたり、食べなければいいというものではありません。
からだを健全に保つ栄養素が十分取れていることが重要で、その人の性、年齢、標準体重、生活状態などを考慮した必要最低限のカロリーを、炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルなど3食バランス良く、その人の生活時間あわせて摂取することが大切になります。

自分が1日に食べいい摂取カロリーを守ったうえで、栄養バランスを保つことが大切なのです。適正な食事量は、年齢・性別・体格・体を動かす程度などによって人それぞれに異なりますので、医師や管理栄養士と相談することも大切です。

食事療法は、血糖の上昇に特別かかわってくるため、特に重要で効果があり、また他の治療法の効果も助けるもっとも基本になる重要な治療法です。過食やまとめ食いを控えてインスリンが効率的に使われるようにし、インスリンの働きにみあった量の食事をとることで、糖分を十分に利用することができるため、高血糖の防止につながり、膵臓に余分な負担をかけないようになります。

糖尿病のほとんどを占める2型糖尿病の場合、薬だけで血糖値のコントロールを行うことは困難で、適切な食事や運動によって投薬の効果を高めることができます。そのため、現在糖尿病の治療中で薬を服用しているときであっても、食事療法はとても重要になります。

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