GI値とは

GI値とは マンガで解説

GI値とは、グリセミック・インデックスの略で、いろいろな食品によって異なる、血糖を上げる強さの指標のとこです。

この数値が低いことを指して低GIと呼び、 GI値が低いほど糖質の吸収が穏やかで太りにくく、逆にGI値が高いほど食後の血糖値が急上昇し、太りやすくなる傾向にあります。

ダイエットに効果的であったことから「低インスリンダイエット」として流行しましたが、もともとは糖尿病患者の食事療法として、低GI療法が導入されました。
糖尿病の人は、急激に血糖値を上げないために、食品のGI値を知り、食事療法に取り入れれば、未然に高血糖を防ぐことができます。血糖値の安定は、食後の高血糖を抑え、合併症のリスクを抑えられるとされています。

低GI食品については書籍もいくつか出ていますが、例えば同じ素材でも、精製した小麦粉や白米に比べ精製していない全粒粉や玄米の方が同じ炭水化物でもGI値が低い食材になります。血糖値の気になる人は、このGI値を参考に食事療法に活用してみてはいかがでしょうか。