糖尿病の検査

糖尿病の検査 マンガで解説

糖尿病の検査には次のようなものがあります。
1.ふだんの血糖値を測る。
2.朝、何も食べていない空腹時の血糖値を測る。
3.ブドウ糖(75g)を飲んで2時間後の血糖値を測る。

この3つのどれかに異常値が出たら、別の日にもう一度検査を行います。そしてまた異常値が出たら、ほぼ糖尿病の症状であるということになります。
検査結果を見て、糖尿病だとわかったら場合、血糖値や初診時の合併症の程度、肥満しているかどうかなどを総合的にみて治療の方法が決められます。

まだ血糖値があまり高くなく、合併症もない場合は、薬は使わず定期的に検査をして血糖値が高くなっていないかどうかを調べます。
血糖値のコントロールができるようなら、普通の生活は問題なく、肥満や脂質異常症があれば、それらを改善するための治療が必要になります。

検査は、平成20年度から実施されている特定健診(血液検査)に含まれており、特定健診は40歳以上の人全てに対して医療保険者が実施することになっています。ですので、健康診断を受けていれば、糖尿病かどうかを知ることができます。
また、献血でも糖尿病の調査をしてもらうことができます。
ぜひ毎日のチェックや、これって糖尿病の症状かも…と気にしている方がいたら教えてあげてください。糖尿病は早期発見・早期治療が第一歩です。