外食について

外食について マンガで解説

血糖値をきちんと管理していても、外食となると、つい食べ過ぎたりして管理がおろそかになってしまうことが多いようです。
外食のメニューは、どうしても栄養バランスをとるのが難しく、また、カロリー過多なものが多く、糖尿病の食事療法をしている人にとっては、不都合なことが多いものです。

しかし、糖尿病の人は、外食を全くしてはいけないというわけではなく、ちょっとした心がけをすることで外食を楽しむことができます。
たとえば、 外食で食べた料理にどのような食材が使われているかなど、中身をよく理解し、野菜類などの不足した分は、自宅での食事で調節するように心掛けるようにします。そのためには、日ごろから自分で調理をして、「どのような料理に、どのような食材がどのくらい使われているか」の目安をつけられるようにしておくことが大切です。

また、肉料理より魚料理、一品料理より定食、洋食や中華より和食、を選ぶようにするなど、食事の内容にも気をつけるようにします。
糖尿病だからといって、食べてはいけないものがあるわけではなく、3食をバランスよく食べるということが大切です。

外食だと、つい気持ちが緩みがちになってしまいますが、食べ方やメニューの選び方を工夫したり、「外食をした後はエレベーターではなく階段を使う」など、自分なりのルールを作成し、自己管理をしっかりと行いながら、外食をうまく取り入れるようにしましょう。