糖尿病と玄米の効果について

糖尿病の予防や対策には、食事と運動などの生活習慣を見直す必要があります。
糖尿病の食事対策は、血糖値をコンロトールすることです。

そのため、食事内容を見直して工夫することで改善につながります。
特に、食物繊維を多く取ることは大切です。野菜や海草、きのこなどに多く含まれている食物繊維ですが、中でも穀類に含まれる食物繊維はより糖尿病に有効とされています。

そして、食物繊維を豊富に含む穀類として代表的なのが、精白をしてないもみがらだけを取り除いた玄米です。
玄米からぬか層を取り除いたものを発芽米、玄米から胚芽とぬか層を取り除いたものが一般的に食べられてる白米です。

かつて、玄米はお米として食べられていましたが、時が経つにつれて精米されたお米が食べられるようになりました。
お米の栄養はでんぷんとタンパク質が胚乳部分に多く含まれ、ぬか層と胚芽部分に脂質やビタミン、食物繊維などが含まれています。

そのため、玄米には、食物繊維はもちろん、ビタミンやミネラルなどが多く含まれています。

通常、食事を行うと血糖値は上昇します。炭水化物などは血糖値を上げやすく、脂質などは血糖値を下げにくくするといわれています。

しかし、食物繊維を食べることで糖分を通常よりもゆっくり吸収させる作用があり、血糖値の上昇を抑えてくれるとされています。
そのため、糖尿病対策として白米を食べるよりも玄米を食べることで血糖値を上昇を抑えて、コントロールすることができます。

玄米が苦手だ・・と言う方は、まずは白米に半分まぜて試してみてはいかがでしょうか。