糖尿病で食べられるお菓子とカロリー

糖尿病になると甘いものは厳禁だと言われますが、食べてはダメと言われると余計に食べたくなってしまうし、気を使って隠れてお菓子を食べている家族に猛烈に腹が立って情けなくなってしまいます。みなさんはそんなことありませんか?

基本的に糖尿病は食べてはいけない食品と言うものはないので、甘いお菓子も食べて構わないのです。(症状や医師の指導により異なりますが)
しかし、食事によって他の食品をバランスよく摂る事を考えると、お菓子のカロリーは控え目にしなくてはなりません。普通のお菓子には、美味しくするためのお砂糖や甘味料もたっぷり入っているのでなかなか手を出すことができないのが現実です。

でも糖尿病だって、甘いお菓子が食べたい!そんな時には低カロリーのお菓子を選択しましょう。あると満足できてしかも安心して食べられます。以前は低カロリー食品と言うと味気ないものが多かったのですが、最近では低カロリーやカロリーゼロの美味しいお菓子やアイスが販売されているのでいろいろ試してみるのも楽しいものです。

ただし、気をつけなくてはいけない事もあります。
カロリーゼロやノンカロリーと表示されていても、まったくカロリーが無いと言う事ではなく、実は食品100グラム当たり熱量5キロカロリー未満という基準があるのです。
ですから、摂取すればするほどカロリーも高くなるので食べ過ぎには注意です。また、低カロリー甘味料の中には大量に摂取するとお腹がゆるくなるものもあるので、それらの含まれているお菓子や清涼飲料水をカロリーが低いからと一度にたくさん食べるのは止めた方が無難です。

近頃は大手お菓子メーカーからも低カロリーのお菓子が次々販売されていますが、食事制限のない人が食べても十分美味しいものが多いので、家族同士遠慮せずに同じおやつを食べる事もできます。甘いものは人を幸せにしますから、どうせならみんな揃って笑顔で食べられるようにしたいものです。