異常な汗と糖尿病

糖尿病を患い、神経障害を起こすと高血糖により体のすみずみまで広がる末端神経の働きが悪くなり、体温の調整をしたりする自律神経の働きが悪くなります。

自律神経の異常が起こると、汗のかき方に異常が出ることがあります。

暑くないのに顔、胸、頭に異常な汗をかいたり、暑いのに下半身にまったく汗をかかなくなります。

また、食事のときに顔や首に汗をかくのも糖尿病の方に見られる症状です。
そのため、自分の体温調整ができなくなる人がいます。熱中症にも気をつけましょう

ただ、発汗異常になりますと、どちらかといえば、汗の量が少なくなる人が多いかもしれません。
その場合は香辛料などで汗をなるべく出すようにして、その分しっかり水分をとりましょう。

なにはともあれ、発汗異常が出ている事は、治療をする必要があるシグナルです。
早めに病院へ行って検査をし、治療を受けましょう。