低体重で産まれると糖尿病になりやすい

みなさんは自分が産まれたときの体重(出生体重)を知っていますか?平均的な出生体重は3000gぐらいですが、2500g未満の場合は『低出生体重児』とみなされるそうです。

また、低体重だった人は、大人に成長してから糖尿病になりやすいことがわかっています。この事実は、オランダで行われた調査で明らかになり、大きな注目を集めました。

栄養状態のよくない母体にいた胎児は、少ないエネルギーで生きていけるように筋肉量を少なくし、インスリンを分泌する、すい臓の成長も抑えています。
また、低出生体重児は皮下脂肪のつきやすいことがわかっています。これも飢餓を予防するため。生まれてくる前から生き抜く術を心得ているんですね・・・

けれど、このような低出生体重児が産まれたあとに糖や脂肪など多くとれば、インスリンが十分に働かないので、糖尿病を招いてしまうことになるのです。

日本でも近ごろ、低出生体重児が増えているそうです。体型を美しく維持するために、妊娠中にダイエットに励む女性が多く、胎児の発育に悪影響を与えているのです。

芸能人でも多いですよね・・・ 日本における新生児の体重は、1980年代から年々減り続けており、過去20年間で200g以上も減少したそうです。
同時に、20代の女性でやせている人の割合は、過去20年間で2倍に増えているそうです。

私もそうでしたが、細身の女性でも妊娠すると体重が増えるのは当然です。
外見ばかり気にせず、産まれてくる赤ちゃんの将来のためにも栄養ある食事をしっかりとるようにして下さいね★