キクイモで血糖値の上昇を予防

◇キクイモとは◇
キクイモはキク科の植物で、ここ日本では江戸時代から明治時代の食糧難といわれた時代にジャガイモの代わりに食されていたものです。
キクイモばジャガイモの代わりに使われていたくらいなのだから『芋』だろうと思われる方もいらっしゃると思います。
実際は芋類に含まれるデンプンを含まない植物です。
糖尿病にとっての芋類に含まれるデンプンは糖質なので、食する事で血液中の血糖値を上げてしまう大敵ともいわれます。
そのため、キクイモは糖尿病の方にも安心して食べて頂けるもになります。

◇キクイモの糖質イヌリンとは◇
キクイモの糖質はイヌリンと呼ばれるものです。
このイヌリンとはどのようなものか説明いたします。
・人の消化機能にある酵素では分解されないもの
・糖質のあるその他の食品を包み込み、腸の吸収を遅らせるという特徴あり
・食することで食後血糖値の上昇がゆるやかに
・血糖値が上がらないためインスリンも少量になり、インスリンを分泌する疲れた膵臓にやさしい

※キクイモの主成分はイヌリンだけです。
※キクイモは黄色い花が咲く植物です。
※形はしょうがに似たものです。

◇キクイモ自家栽培可能◇
キクイモの自家栽培する人もいます。
全国で沖縄以外なら栽培ができます。
特徴として菊芋のイヌリン成分は温度差のある場所で栽培されると豊富になります。
寒暖差が激しい所にこそ成分に期待ができます。