インスリンの働きは運動で改善する

運動不足の人は体内のエネルギー消費が少なく、インスリン抵抗性も高まるため、
高血糖を招きやすいです。
かく言ううちの旦那様も運動は一切しません(T_T)

私達含め現代人は、交通機関の発達や家電製品の普及によって、体を動かす機会が
減っています。ですから日頃から運動する習慣をつけることが大切なんです。

そこで先生に聞いてみました。

<以下病院の先生>

特に重要なのが太ももなどの下半身筋肉を強化することです。
筋肉は血液中のブドウ糖の80%を消費する最大の組織なんです
しかも下半身には、全身の筋肉の7割が集まっています。
そこで下半身の筋肉を動かす運動をすれば、筋肉の細胞にブドウ糖を取り込む
インスリンの働きが高まります。

運動としては、ウォーキングのような手軽にできる下半身の運動が適しています。
ウォーキングは、1日に7000~8000歩ほど(40分~1時間ほど)行うのが目安です。
けれど、20~30分で効果を得たいという人も多いでしょう。
そうした人にはウォーキングの途中で階段の昇り降りを行うことをおすすめします。
階段を歩く時は、平地を歩くときに比べて約3倍のエネルギーを必要とするため、
それだけ効率よく糖の消費ができるからです。

いずれにしても高い血糖値を下げるには、食事の改善や運動不足の解消が肝心です。
糖尿病の悪化や重大な合併症を防ぐ決め手となります。